水栓の予備知識として、水栓形状の違いや、内部構造が出ています。イラスト付きで紹介されている部分は頭に入れておいてほしいところ。
トイレのしくみ。タンクの内部構造は必読。
水まわり関連の業者・職人さんが使う用語
「何を言っているのかわからない~」となりがちな言葉です。
水栓
蛇口のことですね。蛇口と言うと、先端のパイプ部分と思われるので水栓と呼びます。お客様には蛇口と言ってもよい(お客様の言う蛇口が、水栓全体なのかパイプなのか確認)
スパウト
水栓先端のパイプの事。
振る(振れる)
水栓のパイプが固定されていない→使用者の使いたい方向に先端が動かせる状態
止水不良
スパウト先端からハンドル(バルブ)を閉めても水がポタポタとかジワジワとかって止まらない事。バルブが効かなくなって回しても全く止まらない時はもう単純に止まらない!と言います(^^;)家の元栓を閉めてもらって、緊急対応です。
漏水
水漏れ。トイレの床とか、水栓の付け根とか。
封水
トイレの水たまりの水。この水がないとにおいが上がってくる。
アングル
壁の止水栓。
ストレート
床の止水栓。
Pトラ・Sトラ
洗面器などのトラップ。Pは壁、Sは床。
あふれ(オーバーフロー)
洗面器とかで栓をしたまま水を出しっぱなしにしても溢れないように開けてある穴。オーバーフロー穴とか言うんだけど、職人さんはアフレと呼ぶ。
デッキ(水栓)
台付。
エルボ
壁出シャワー水栓でシャワーホースと本体の間の直角に曲がった金具。
ワンホール(水栓)
キッチンカウンターのひとつの穴から出ている水栓。穴径はだいたいΦ35。
ピッチ
配管の間隔を言っています。2ホール水栓でお湯の管と水の管の取付穴の距離。穴の中心から中心までのこと。
ソフト閉止(スローダウン)
便座のふた(便ふた)がバタンと閉まらない。便座または便ふたの蝶番のところにグリスがついててそれでゆっくり閉まる仕組みなので、日当たりの良い場所のトイレだとグリスが乾いてしまう。
今後はグリスではなく磁気を利用する場合もあるのかも。
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